事業規模は約2377億円、華城市新外洞の松山グリーンシティ内435万2819㎡の用地に、ユニバーサルスタジオ、ウォーターパーク、シティーウォーク、ホテル、コンドミニアム、ゴルフ場などを備え、滞在型複合リゾートエリアとして建設し、2013年の開業を目指す。ユニバーサル・スタジオだけを見ても、ロサンゼルス、オーランドのユニバーサル・スタジオの約2倍強、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの9倍以上の規模を予定している。
松山グリーンシティは、ソウルから30キロ、仁川国際空港から35キロの立地にあり、経済効果を年間約3390億円、5万7千人の雇用が見込まれている。建設地の松山グリーンシティは、始華湖南側の干拓地の華城市松山面など5686万㎡の用地に6万世帯、15万人が居住する観光レジャー型生態環境都市を整備する事業の一環。
しかし韓国内では、他にパラマウント・パークが松山グリーンシティから遠くない仁川・松島に、MGMスタジオが永宗島に建設に向け協議を行っており、ワーナーブラザースは京畿道河南のミサリ一帯にテーマパーク造成を検討している。また、一昨年よりロッテワールドをはじめ国内テーマパーク、観光施設などがリニュアルを行っており、これらが現実のものとなれば、ミュージカル、映画、アニメーションとIT産業が結びつき、アジアのエンターテイメントの中心になる可能性が十分に考えられる。
現地情報「THE THEMEPARK GUY」
19日追加-------------