2011/04/26

クールビズにも礼節を

東電管内では今夏節電が求められる。これを機にクールビスも定着するのではと思うが気になることがある。

幼い頃、夏になると大人たちはアイロンのきいた開襟シャツとスラックス。見ているものにも清涼感を与えてくれた。が、いつのまに皆がスーツを着るようになったのだろう。

汗でヨレたスーツより、麻や綿の開襟シャツや半袖Yシャツの方が夏には合理的な服装だし、他の人に清涼感も与える。

ただ、現在のクールビスから受ける印象は少し異なる。もっとも気になるスタイルが、スラックスと素肌に直接長袖Yシャツ、第2ボタンまであけている人。そんなスタイルをしている人に、清涼感や格好良いと思える人がどれだけいるだろう。

週1日のカジアルデーが広がったとき、大手流通の人事担当がこぼしていた、TシャツとGパンにスニーカーで出勤する社員がいる。カジアルと普段着の違いが分からない社員が多すぎると。

企業がいうカジアルはビジネスカジアルのことであり、カジュアルライクな服装という意味。それは社会人として礼節をもった肩のこらない服装ということだろう。

Webで見つけた礼節を守る(意識すること)で得られるものとして以下を見つけた。
  • 対人関係を良好に保つ
  • 仕事相手として、安心できる存在であることを発信
  • 前向きな協力を引き出すことにつながる
  • ビジネス上、重要な初対面での印象で損をしない 
加えて、礼節をもったクールビスは、見るものに清涼感を与える。メラビアンの3Vの法則ではないが、ビジネスの見た目は重要。

「クール」は「涼しい」という意味だけではなく、「格好良い」という意味も含まれている。ビズなのだから「社会人として礼節を持った格好良さ」と理解するべきでしょう。

4/20NEWSポストセブン
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