2011/04/21

コンパニオンアニマル

ペット(愛玩動物)という言葉に違和感を覚えているのは、2匹の犬を飼う私だけではないだろう。飼い主の多くはそう感じていると思う。

飼い主たちは「かわいいペットですね」とは言わない。ワンちゃん、ワンコ、ネコちゃんと表現する。オス?メス?とも言わない、男の子、女の子という。つまり彼らにとっては愛玩する対象ではなく、共に暮らし、生きていく家族、仲間なのである。

動物たちとの共生と言われるようになって久しいが、今、ペットのことをコンパニオンアニマル(伴侶動物)との呼び方が浸透してきた。ペット関連の企業や医療、教育機関でもペットと呼ぶことを禁じ、コンパニオンアニマルと呼ぶケースが増えているという。

コンパニオンアニマル(伴侶動物)、言葉としては納得だが、コンパニオンの本来の意味は、「付き添いとしての友人や仲間」、「貴婦人・老婦人・病人の相手をする雇われの住み込みの女性」で、日本においては接客コンパニオンやイベントコンパニオンなど、おねーちゃんを連想する。つまり全く意味が異なる。

ペットとは言いたくないが、コンパニオンアニマルも日本人とっては少々違和感があるというか、なじみにくいような気がする。

慣れるしかないのかな。

投稿にあたり

投稿には15分以上時間をかけないことを課し、誤字脱字、文脈の揺れを気にせず書いています。テーマはエンターテイメントを中心とした雑記。