2009/07/15

マイケルとキティ。中国パワーに押し切られるか

2013年6月の開業めざし、中国で初となる「ハローキティ・テーマパーク」が、寧波市で6月9日に省レベルの投資契約式で、湖州市がサンリオ側と合意したと報道されました。
敷地面積が約133ヘクタール、総投資額約211億円。正規品のキティ・グッズを取りそろえて販売するそうです。

サンリオの広報担当は「中国国内で複数のテーマパークと交渉中だが、合意に至った案件はない」と述べています。


契約があったとしてもサンリオの広報は、契約はないと答えざるを得ないでしょう。来年開催される上海博覧会協会から、日本のコンテンツは2つ招聘を受けています。その一つがハロー・キティと聞いていますので、契約がなされたとしても発表は博覧会閉幕後が一般的だと思います。資金集めに苦労している中国側が、あえてフライングしたと言うことも十分に考えられます。

先月急死したマイケル・ジャクソンさんが所有していた自宅「ネバーランド」の縮小版を、2010年夏の完成に向け、上海・崇明島に建設する計画があるそうです。「上海版ネバーランド」は、約17分の1のサイズで再現されるとのこと。建設費は約14億円。事業主は米国側代理店と遺品約1,370万円分の購入で合意し、遺品展示で集客を図りたいとのことです。


しかしマイケルの遺品1,370万円分ってあまりにも少ないような気がします。いったい何なんでしょう展示品って。一桁違えば多少の真実味は出てきますが・・・。

中国人の商魂を印象づけるニュースですね。

投稿にあたり

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