2009/06/06

スター・トレック3連発

スター・トレックと言えば「メーナード・ファーガソン(Maynard Ferguson)」。ジャズファンなら、だれもがご存知のトランペッターです。

スター・トレックのテーマ曲は、日本では「アメリカ横断ウルトラクイズ」の番組のテーマ曲として
良く知られていますが、演奏をしているのがファーガソンです。映画ではロッキーやスターウォーズのテーマ曲も彼の演奏です。

3年前に、この世を去りましたが数多くの名演を残しています。都会的で、透明感があり、力強い彼の音質は、多くの音楽ファンを魅了しました。また彼はハイ ノートヒッターとして有名で、「Double High C(ダブルハイシー)」をコントロールできるプレーヤーとしても有名です。高い音は練習さえ積めば誰でも出せるようになりますが、問題はコントロールでき るかです。つまり、譜面に書かれていればきっちりと演奏できるかと言うことで、その一端を見せてくれているのが、先に紹介した映画のテーマ曲です。


若くしてトラペッターとしての才能を見出され、20歳では自身のバンド持っていたと言います。彼が広く注目を浴びた のは、スタン・ケントンのビックバンドに加わってからで、1970年頃からはロックビートの演奏を多く行うようになり、ジャンルを超えた多くのファンから 支持されました。

スター・トレックのテーマ曲は、作曲家アレクサンダー・カレッジによって書かれ、彼にとっても代表作の一つとなりました。残念ながらアレクサンダーも昨年この世を去りました。スター・トレックのテーマ曲は、宇宙の壮大さ、星のきらめき、夢と冒険と、まさに宇宙を表現した素晴らしい楽曲と演奏で、二人の音楽家の才能が創り上げた傑作と言える作品でしょう。


では、スター・トレック3連発をどうぞ!

ファーガソンが、元気な頃にテレビ出演したときの演奏。

ハイノートヒッターとして、世界的に高い評価を得ている
エリック・ミヤシロ(Eric Miyashiro)の演奏。

投稿にあたり

投稿には15分以上時間をかけないことを課し、誤字脱字、文脈の揺れを気にせず書いています。テーマはエンターテイメントを中心とした雑記。