2009/03/28

こんなライブが聞けたら

久しぶりにアルバム紹介です。「桜咲くこの季節、ライトアップされた桜の下で、こんなライブが聞けたらいいな」と思えるアルバム「THE Hanna-Fontana Band (1975)」を紹介します。

以下のメンバーを見ても分かる通り、楽しくないはずのないアルバムです。メンバーは、私のお気に入りのプレーヤーばかりですが、特にこのアルバムではトロンボーンのカール・フォンタナがいいですね。深みのある力強い音質、ダンディーな音質という感じでしょうか。また、技術も高く、高度な技術を要する演奏であっても余裕を持ってこなしているといった感じで、音質と合わせ安心感も感じさせるプレーヤーです。


ジェイクの軽快なドラムはアルバム全体に楽しさを創りだし、メンバー全てに言えるセンスの良い大人の演奏。屋外でのライブだからでしょうか、開放感があり、プレイヤー自身も肩の力が抜けた演奏はウエストコーストのジャズを楽しませてくれます。


女性にはサックスのファンが多いと聞きますが、人の声に最も近いと言われているトロンボーンは、紳士の歌声、女性の方にも気に入って頂けると思います。(グラミー賞ベスト・ジャズ・コンボ録音部門ノミネートアルバム)


Jake Hanna (ds),Carl Fontana(Tb),Bill Berry (tp),Herb Ellis (g),Plas Johnson (ts),Dave McKenna (p),Herb Mickman (b)
  1. A Beautiful Friendship
  2. Sweet And Lovely
  3. Jumpin' The Blues
  4. Take The 'A' Train
  5. I've Found A New Baby
  6. I Let A Song Go Out Of My Heart
YouTubeより(紹介したアルバムとは関係はありません)
カールが得意とするリズムストップでのアドリブが聞けます。

投稿にあたり

投稿には15分以上時間をかけないことを課し、誤字脱字、文脈の揺れを気にせず書いています。テーマはエンターテイメントを中心とした雑記。