2011/04/29

パラマウント・リゾート大阪、吹田市長が代わって期待。関連して配信されたリリースが笑える。

4月10日に行われた統一地方選挙前半戦で、橋下知事率いる維新の会は、大阪府議会で過半数を獲得、大阪市議では過半数にはおよばなかったが第一党となった。

加えて統一地方選挙後半戦では、パラマウント・リゾート大阪予定地となっているエキスポランド跡地と万博記念公園のある吹田市長が代わった。新たに市長に就いたのは井上哲也氏(維新の会)。吹田市議を4期務め、その後大阪府議を2期努め吹田市長となった人物。維新の会の幹事長でもある。

これでパラマント・リゾート大阪の実現に向け、大きく弾みがつくのではと喜んでいると、私以上に喜んでいる人物がいた。

エンターテイメントゾーンといわれるエリアのイメージ図

それはエキスポランド跡地でパラマウント・リゾート大阪の実現に向け動いている燦キャピタルマネージメント株式会社。8日の前半戦終え、明けた11日(月)になんとも分かりやすいリリースを配信している(以下「大阪エンターティンメントシティ(OEC) ~未来大人宣言~」参照)。

橋下知事と燦キャピタルマネージメント株式会社の関係は、橋下知事就任以来の動きを見ていればお分かりだとは思うがその関係は深い。

燦キャピタルマネージメント株式会社がこのようなリリースを配信する裏には、昨年7月大阪府が行ったエキスポランドおよび万博記念公園の活性化プランの検討にあたり実施した府政モニターのアンケートの結果も後押ししているのだろう。
参考:H22年7月23日大阪日日新聞「テーマパーク上位、エキスポランド跡地活用

また昨年の政府の事業仕分けで大阪エキスポランド跡地とその周辺の土地を管理する日本万国博覧会記念機構が廃止となったため、商業地などへの土地利用が可能となっていることも、喜びを隠せないリリースにつながっているのだろう。

はしゃぎすぎでエキスポエランド跡地の開発事業者に内々に指名されいるのではないかと思ってしまう。

企業が配信するリリースとしては非常に稀な内容のもので、燦キャピタルマネージメント株式会社が開発事業者として指名されたら、「このリリースで内定取ってたのはバレバレでしたよ」と、社長に云いに行きたいですね。

ある意味リリースの歴史に残るものかもしれない。是非お読みください。

臨時トップメッセージ 「大阪エンターティンメントシティ(OEC) ~未来大人宣言~
※リリースによれば「パラマウント・リゾート大阪」改め、「大阪エンターティンメントシティ(OEC)」となっている。

とにもかくにも関西活性につながるプロジェクトとなるよう橋下知事、井上市長、燦キャピタルマネージメントに期待しましょう。


参考まで(燦キャピタルマネージメント株式会社発表資料)
2009.7.16「パラマウント・リゾート大阪』について」
2010.6.2「OSAKA ENTERTAINMENT CITY』構想に係る万博記念公園(南側ゾーン)の活性化案の提出について

投稿にあたり

投稿には15分以上時間をかけないことを課し、誤字脱字、文脈の揺れを気にせず書いています。テーマはエンターテイメントを中心とした雑記。