2010/10/28

フェラーリ・ワールド、世界が注目するテーマパーク開業間近

世界初となる「フェラーリ・パーク」は、UAE・アブダビの「YAS IALAND」内に東京ドームの約2倍の広さに20のアトラクションが用意されています(当初開業は10月28日と発表されていましたが、11月上旬になるようです)。


自動車メーカーとしては、トップブランドのフェラーリが直接手がけたことでも注目されています。また、時速240Kmを体験できる世界最速のジェットコースター、フェラーリのホイールをイメージした大屋根で覆われた、世界最大の屋内型テーマパークとしても注目されています。パークは、単なるライドアトラクションだけではなく、車についてのさまざまなことが学べる施設として、エデュテーメントパークとしての機能も備えています。


他には、レース場、ホテル、ゴルフ場、ヨットハーバー、ショッピングモールなどもあり、総合リゾートエリアとして魅力ある開発となっています。既に、F1の公式レースが行われています。

また、見逃せないのが仏・ルーブル美術館と30年契約での提携をし、2012年開業を目指しているアブダビ・ルーブル美術館も見逃せません。木漏れ日の美術館とでも言えばよいのか訪れてみたくなる美術館です。

アブダビは産油国として成長してきましたが、将来も見据えそれで得た資金を観光産業に投入し、天然資源依存からの脱却の一つとして観光産業に力を入れています。この開発は、大人から子どもまで十分に楽しめる施設構成となっており、且つ、文化・芸術の要素を盛り込んだ、素晴らしい開発です。

Copyright Ateliers Jean Nouvel
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今までにあった総合リゾート開発とは一味違うYAS ISLAND、世界から多くの人々が訪れることとなるでしょう。

わが国はといえば、全てにおいて戦略なき国家としか映らず、ついこないだまで地方空港の赤字問題、航空行政のありかたについて騒ぎ立てた報道機関が、羽田空港が国際空港として再出発したとたん、そのお祭り騒ぎに便乗した報道となりました。政府は空港行政の総括もせず、今後の空港行政のビジョンも提示しないままなんでしょうか、報道機関も追及はやめたのでしょうか。

ビジョンの見えない航空行政、それと大きくかかわる観光産業の活性(観光立国宣言)は実現されるのでしょうか。

投稿にあたり

投稿には15分以上時間をかけないことを課し、誤字脱字、文脈の揺れを気にせず書いています。テーマはエンターテイメントを中心とした雑記。