2010/05/16

パラマウント・リゾート大阪、事業仕分けで一歩前進か

パラマウント・リゾート大阪の建設予定地として検討されている、大阪エキスポランド跡地とその周辺の土地を管理する日本万国博覧会記念機構が、政府の事業仕分けで廃止対象となったことで、商業施設などへの土地使用が可能となる公算が大きくなった。

これに対し、パラマウント・リゾート大阪の開発構想を発表している株式会社燦キャピタルマネージメント(大阪市)の前田社長は「事業の実現には良いこと」と歓迎したが、最大の課題とされる資金調達については「企業や投資ファンドに加え、大阪府民からの市民ファンドなど(の活用)も検討している」と述べている。(15日産経関西より)

以前の前田社長の発言では、資金については目処が立っているかのような発言だったと思うが、少し変わってきたのが気になるところだ、施設建設には欠かせない用地が用意できる可能性が大きくなったわけだから、今後どのような動きとなるか見守っていきたい。

開業時期については、当初予定の2013年から2015年にずれ込むことを明らかにしている。現在の公園としての利用が来年3月まで決まっており、その後、環境アセスなどに1年程度かかることをその理由としている。

今回の記事で気になるところは、パラマウントのライセンスを管理する「パラマウント・ライセンシング」との契約内容だが、いつまでに着工しないと契約が無効となるかなど、このあたりはパラマウント側には臨機応変に対応していただき、実現に向け協力いただきたいと願いたい。

施設概要(2008年プレスリリースより抜粋)
本パラマウント・リゾート大阪は、世界規模のエンターテーメント、最上級の小売施設、魅惑的な5 つ星ホテルを、地元住民の方々と観光客の方々の双方にとって、感動的で独創的なエンターテーメントやおもてなしを体験して頂くものとして融合するものとなります。この100 エーカー(約400,000 ㎡)の複合施設は、エレガントな広場、豪華な造園風景、美しい建築物、革新的「グリーンテクノロジー」を特徴とする、パラマウント映画の伝説的な貯蔵フィルムの感性を散りばめたものを想定しています。本リゾートは、最先端の会議場施設、高級スパ施設等を含むものとなります。

投稿にあたり

投稿には15分以上時間をかけないことを課し、誤字脱字、文脈の揺れを気にせず書いています。テーマはエンターテイメントを中心とした雑記。