一言、「ディズニーは強い」。
TEAの発表資料によると、ベスト10の内、上位8までがディズニーのパークが独占、9位がユニバーサル・スタジオ・ジャパン、10位がエバーランド(韓国)となっている。
テーマパークのみならず多くの企業が影響を受けた、世界同時不況や豚インフルエンザをものともせず、東京を除くディズニーのテーマパークは入場者を伸ばしている。東京ディズニーランドやディズニーシーは、2008年の25周年の過去最高の入場者を記録した翌年といこともあり少しポイントは下げている。それにしてもディズニーの集客力は凄い。
ディズニーランドが東京にできるまで、国内第1位を誇っていた長島スパーガーデンが15位と検討。確か第2位は、宝塚ファミリーランド(2003年閉園)ではなかったかと記憶している。
国内の観光事業活性のみならず、海外からの観光客獲得に向け、観光立国を宣言した日本だが、 先に開業したシンガポールの「リゾート・ワールド(ユニバーサル・スタジオ・シンガポール含む)」 。韓国には、早ければ今年中に工事に入る「ユニバーサル・スタジオ・コリア」。エバーランドは大がかりな改装を予定しているようだし、ロッテワールドはじめとする以前からある各種施設のリニュアルが終了ないし進行中。マカオはファミリー集客に向けての計画を練っている。日本もうかうかしていられない。 集客の核の一つとなる各種娯楽施設は、観光客の獲得競争には不可欠。カジノ法案成立の可能性も含め、国土交通省、観光庁は、戦略を持って観光立国実現を果たしていただきたい。
TEAからリリースされたレポート(クリックでPDFが開きます)
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