16日香港の各紙は、マカオテーマパーク・リゾートが1千億円超の投資をし、マカオに新たな巨大テーマパークを誕生させると報じています。
建設予定地は、数年前ピューロランドが計画され着工に至らなかった場所で、既に建築申請を行なっており、建築許可がおりしだい着工するようです。場所はマカオのコタイ地区で20万平方メートル、3期に分け9年かけて建設されます。
ホテル6棟(6,000室)、ショッピングモール、4D映画館、劇場、屋内ビーチ、プール、乗馬センターなど建設が予定されています。また世界的に有名なテーマパークを誘致する可能性も示唆しているとのことです。
この計画により、マカオへの観光客は250万人増えると試算されており、建設時には作業員7,500人、完成後の施設従業員9,000人の雇用創出も見込まれています。
数年前、マカオもラスベガス同様に、カジノ客だけではなくファミリー層の取り込みについても積極的に計画していくとの発表をしました。その目玉となるのが今回の計画なのでしょうか。
観光とカジノという点では、既にアジアの中で遅れをとっている日本。相変わらずの政府を見ていると、観光立国への期待の熱が冷めてしまいます。
ちなみに投資を決めた方は、カジノ王と呼ばれる方の第四夫人アンジェラ・リョン氏だそうです。