彼女が1975年に発表したアルバム「What a difference a day makes」で歌う同名曲がヒットし、日本でも一躍知られる存在となりました。この曲は1959年に「ダイナ・ワシントン」が歌い、ミリオンセラーとなりグラミー 賞を受賞。その後、多くのボーカリストが歌っています。個人的には、バラードやミディアムテンポで歌われる曲との印象のあったこの曲を、アップテンポで軽快に歌って見せた彼女のセンスに感心したことを思い出します。
私が10代の頃、彼女は大好きなボーカリストの一人でした。R&Bのシンガーとしてデビューした彼女は、70年代に入りジャズや他の軽音楽の要素を取り入れ、都会的な軽快なソウルを歌うシンガーとなりました。1983年、48歳の若さでこの世を去ったことが残念です。
友人より、リクエストのあったアルバムを引っ張り出し、久しぶりに聞きました。気が付けば1枚で終わることなく、3枚も聞いてしまいました。発売から35年を経ても彼女の魅力は、私の中では色あせていませんでした。
歌は、アルバムのもですね。上手く作ってます。
「What a difference a day makes」
「What a difference a day makes」
また彼女の歌うバラードも素晴らしく、1976年に発表された「Capricorn Princess」に収録された「I haven't got anything better to do」、「A beautiful friendship」はおすすめです。