4月12日、ヨーロッパで初となるユニバーサル・スタジオ・モスクワの計画が発表された。しかし、日本では話題になっていないので概要を以下に紹介する。
まずは、ロシアのテレビニュースを、ロシア語なのでさっぱりわかりませんが・・・。
モスクワの郊外に計画されているユニバーサル・スタジオ・モスクワは、大規模な屋内スポーツ&エンターテイメント・コンプレックス「ギャラクティカ・パーク」の一つとして計画されている。パークの名称は「宇宙空母ギャラクティカ(ユニバーサル制作TVドラマ)」由来なのか?
|
ギャラクティカ・パーク |
発表された施設概要は、屋内型ユニバーサル・スタジオ、屋内型ウォーター・パーク、商業施設(シティーウォーク)、コンベンションセンター、アリーナ(2,000席)、ホテル2棟(1,100室)が計画されており、早ければ2014年に着工、2018年の開業を目指しているという。敷地面積は約15万平方メートル(東京ドームの3倍の広さ)、当初の投資額としては28億ドル(2,500億円)としている。
|
ユニバーサル・スタジオ鳥瞰図 |
|
ウォーター・パーク |
|
商業施設「シティーウォーク」 |
ユニバーサル・スタジオのアトラクションは少なく、5つを予定しているようだ。鳥瞰図を見ても分かるように大型テーマパークには欠かせないラグーンが描かれていない。極寒の地で屋外という訳にもいかず、屋内型にせざるを得なかったと考えれば致し方ないだろう。
今回の発表に実現性を疑問視する声もあるようだ。過去、ユニバーサル・スタジオの計画が大々的に発表されながら、頓挫した上海、中断しているドバイ、韓国(2018開業?)、名前が上がったが動きのないインド、北京があることが疑問視する声となっているのだろう。
Origin of the image: Chapman Taylor,1TV News,ParkRumors