2009/04/29

Universal Studios Singaporeキャストオーディション開始 +1

シンガポールのセントーサ島で進められているマルチエンターテイメント開発「リゾート・ワールド・セントーサ(Resort World Sentosa)」の一施設として、来年開業予定の「Universal Studios Japan」が開業に向け、着々と工事が進んでいるようです。

開業に向け順調に準備が進んでいる証として、4月20日シンガポールを皮切りに、アジア、オーストラリア、米国・ハリウッドの6月25日まで、11ヶ所でオーディションが始まりました。日程からうかがうに、早ければ9月にはリハーサルが始まるのではないでしょうか。(http://www.rwsentosa.com/USS_Audition_Sch.html


エンターテイメントの募集から、予定されているショーアトラクションと各種ライブショーがうかがえますね。

  • Water World : ウォーター・ワールド
  • Monster City : USJでは、ユニバーサル・ライブ・ロックンロールショー
  • Celebrity Look-A-Likes : パーク内でグリーティングを行うスターのソックリさん
  • The Frat Pack : 屋外でのショーで、ビックバンドの演奏をバックに、20代の若者が世界的スターを夢見て繰り広げるミュージカルショー・・・USJにはないですね
  • Vocal Impersonators : 屋内のショーで、シュレックとフィオナ姫のものまねでの掛け合い(?)
  • Beach Blanket A Go-Go : 屋外ステージで実施される、60年代の音楽の音楽と共に恋多き10代の1日を綴った6人編成のショー
  • Performance Groups : アトモス・フィア/ストリートでのショーなど
4月1日にアップされた建設状況の動画
http://www.rwsentosa.com/video/webcast_apr09.html

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セントーサ島には、ユニバーサル・スタジオ以外にも様々な施設が準備を進めています。いずれ日本にも入ってくるであろう秋に開業を予定している「WAVE HOUSE Singapore」を紹介します。

幅の広い滑り台のようなプールに、人工的に波を起こし、そこで各種サーフィンを楽しむと言うもので、世界で5番目の施設となります。コレは体験してみたいと思わせる施設で、機会があれば是非とも挑戦してみたいですね。



百聞は一見にしかず ↓
※画像をクリック:WAVE HOUSEのVideoページにリンクしています。



2009/04/25

必聴:ジャズシンガー 弘田三枝子

今夜、テレビ東京「ミューズの晩餐」に、弘田三枝子(1947年生れ)さんが出演するのをテレビ欄で見つけました。弘田三枝子さんと言えば、私が子どもの頃は歌謡曲の人気歌手。「人形の家」はあまりにも有名な昭和歌謡です。しかし、彼女の真の姿はボーカリスト。実力派シンガーです。

「ミューズの晩餐」では2曲が歌われ、最初は彼女の大ヒットナンバーの一つ「VACATION(バケーション)」。元気な姿を見せて頂きました。続いては、ジャズの巨人デューク・エリントン作曲の「Solitude(孤独)」。厳しいようですが、豊かな呼吸、声の押し出しと、声には芯がなく、彼女の絶頂期には遠く及ばないものでした。

彼女は、10歳にも満たない時から米軍基地で歌いだし、14歳でデビューするや大人気となりました。当時日本で流行していたアメリカンポップスの中心的歌手として活躍しました。1965年に、18歳で日本人歌手としては初めて、世界三大ジャズフェスティバルの一つ「Newport Jazz Festival」に出演を果たし、実力・人気とも日本を代表するシンガーとなりました。一時は、美空ひばりをおいて、日本ナンバーワンの歌唱力と評されました。

歌謡界では、多くの歌を発表し、レコード大賞なども受賞しましたが、ある時突然、姿を見なくなっていました。近 年、彼女のレコードがCDとして再発され話題となっているのは知っていたのですが、今日、テレビ見ることができ、懐かしく、嬉しい気持ちになりました。私 が彼女の歌を初めて聞いたのは、歌謡曲を歌っている彼女でした。その後、ジャズを歌う彼女を見、ファンになりました(子どもだったのに)。

YOUTUBEで素晴らしい彼女の歌を発見しました。
こ れは彼女の名演として残るのではと思える素晴らしいものです。推測するに1980年頃のものと思いますが、当時の人気音楽番組、TBS「サウンド・イン・S」の 映像でしょう。彼女の歌、スキャットともに素晴らしく、演奏を務めるのが日本のジャズシーを支えてきた世良譲トリオに高橋達也と東京ユニオンの ホーンセクションと言う贅沢な組み合わせ。ドライブ感のある演奏は、さすが当時人気・実力ナンバーワンと言われた東京ユニオン。また、ボーカリストとバンドをここまで輝かせることのできるアレンジャーと言えば前田憲男さん。多分間違いないでしょう。

2009/04/23

やっと聞けた「バデゥッダッ」

1973年に発売され、私がこのアルバムを聞いたのはその4年後。その時LPを探し回りましたが見つからず、友人のお兄さんにカセットテープに録音して頂いたアルバムを何度聞いたことか。どうしても手に入れたいと願っていても、時が過ぎると共にその思いは諦めとなっていましたが、30年を超える月日を経て、今年の2月に再発されました。それも1975年ミューヘンでのライブ録音も入った2枚組みとして。このアルバムの再発は、多くのジャズファンが待ち望んだことでしょう。

そのアルバムは「Conversations (1973)」。Tb:フランク・ロソリーノ(Frank Rosolino)とTp:コンテ・カンドリ(Conte Candoli)の双頭クインテットによるアルバムです。


全てにおいてクールで素晴らしい演奏です。特に2曲目のアルバムタイトルにもなっているCONVERSATIONSは、双方がファンキーなスキャットを聞かせてくれる必聴の1曲です。特にロソリーノのスキャットで見せるタンキングの切れ味とスピードは驚くばかりです。
また、この曲で音楽ジャンルによって、譜読みが異なることを教えてくれました。「タタッタ」ではジャズになりません。やっぱり「バデゥッダッ」です。


3曲目の「I Just Don't Want To Tun Around Anymore 」では、ロソリーノの魅力を十分に堪能できるバラードを聞かせてくれています。

先に紹介したとおり、本アルバムは2枚組みとなっており、1975年ミューヘンのDomicil Clubでのライブ演奏も収録されています。こちらは全曲スタンダードナンバーで、どれも好演です。ジャズの魅力がストレートに伝わってくるお得なこのアルバムは、コレクションの1枚として価値あるものになるでしょう。

日本のロソリーノと言われた、高橋達也と東京ユニオンに在籍していた宮崎栄次郎さんは元気にされているのかな。

ロソリーノのYouTubeは少ないですが、アルバム「I Play Trombone」の最後に収められている
、ロソリーノがカップミュートを使用しワンホーンので奏でる「FLAMINGO」をお聴きください。


投稿にあたり

投稿には15分以上時間をかけないことを課し、誤字脱字、文脈の揺れを気にせず書いています。テーマはエンターテイメントを中心とした雑記。